日本ハオルシア協会

こちらの掲示板は協会のご案内やお知らせ、会員及び一般の方の交流の場としてご利用ください。
ハオルシアの種名、分類等に関する質問については会員限定とします。

投稿は承認後に公開されます。
名前
件名
メッセージ
画像
メールアドレス
URL
編集/削除キー (半角英数字のみで4~8文字)
プレビューする (投稿前に、内容をプレビューして確認できます)

クーペリーの園芸名・流通名について。 シェルスタ2

2018/09/06 (Thu) 11:47:24

雲翠とか瑞光竜とか青雲の舞(クーペリー?)とか別名のあるハオルシアがありますが、これらはよく似ています。ハオルシアとしては、型崩れしていても購入してしまうような感じで、しかし価格が一定律で購入しやすく、他のハオルシアに比べて手のかかりようが少なく育てやすくあります。どこにでもありそうで、普及率もよいはずです。

*これらの分類または見分け方など素人でも分かる特徴などあるでしょうか、または名前を見てどういう分類もしくは別名でどれほどあるかを推測ができるでしょうか?

どの苗もよく聞きます(特に青雲の舞はそのまま聞きます)。また、雲翠とか瑞光竜は同じものでしょうか?

よろしくお願いします。

Re: クーペリーの園芸名・流通名について。 - DMH

2018/09/11 (Tue) 23:58:15

瑞光竜と名付けられた植物は2つあり、一つは龍胆寺氏命名(1972)のオラソニー類似植物、もう一つは山城愛仙園(2010年ころ?)のH. blackbeardiana似の植物です。龍胆寺の方が早い命名ですから、こちらの名前が優先権を持っています。
青雲の舞は紅波園(神奈川県)が1967年に発表した名で、H. vittataに対する和名(種名の日本語名。品種名ではない)です。
雲水という名は把握していません。

ご質問の植物は互いによく似ていて育てやすいとのことですから、この瑞光竜は山城愛仙園の“瑞光竜” だと思われます。H. vittataはH. blackbeardianaの先行名ですから(つまりH. blackbeardianaの正しい名前はH. vittataということです。)、雲水も含めて、これらはいずれもH. vittataの別個体だと考えてよいでしょう。(ただし青雲の舞は当時名が知られていたH. vittataに命名されたのですが、青い大きな窓と鋸歯の少なさから見て今日のH. specksii に相当すると考えられます。)

H. vittata(H. blackbeardiana)はQueenstown周辺に広く分布しており、多くの群落があります。窓や鋸歯の大小、多少、窓の透明度など、群落ごとに特徴が少しずつ異なります。鋸歯が少なくて窓の大きな個体の群落はH. specksiiとして分離されており、鋸歯が全くなくて大きな窓の群落が正しいH. cooperiです。つまりH. cooperiはObtusaの仲間ではなく、H. vittata(H. blackbeardiana)の仲間です。H. obtuseの葉先のとがった個体を“H. cooperi”と呼ぶのはまったくの誤りです。

H. vittata(H. blackbeardiana)は分布範囲が非常に広く、また群落内の変異も大きいので、上記H. specksii やH. cooperi以外には種として分離できるほどの特徴を持った群落はほとんどありません。つまりH. vittataのある個体を見たときに、それがどの群落のものかを推定することはほとんどできません(群落が識別(推定)可能であれば別種として分離できる)。

H. vittataの仲間は変異が大きいので無性繁殖で大量に増やされたもの以外は識別が難しいです。H. specksiiは鋸歯の少なさでH. vittataと区別されますが、どちらにすべきか迷うような中間型個体もかなりあります。
今のところ、この仲間で特徴のはっきりした個体品種はないようですから、雲翠とか“瑞光竜”とかの古い名前がついていてもその見分け方を気にする必要はないと思います。原則的にはすべてH. vittataで、特に鋸歯の少ないものはH. specksiiで良いでしょう。なお、(正しい) H. cooperi の群落は非常に少なく、H. vittataやH. specksiiよりずっと希少です。

Re: クーペリーの園芸名・流通名について。 シェルスタ2

2018/09/18 (Tue) 13:44:05

ありがとうございます。cooperiとは全く異なることがよく分かります。大変分かりやすい内容です。

…と言いたいところ、勉強不足、分かりにくいものですね。よく熟読したいと思います。

瑞光竜とあなどってか写真すら載せませんでしたのに詳細をありがとうございます。

写真は、少し徒長しているのですが、瑞光竜で購入した苗です。

Re: クーペリーの園芸名・流通名について。 - DMH

2018/09/24 (Mon) 00:05:54

瑞光竜という名は黒田芳明園のカタログ(昭和40年ころ? 発行年不詳)にもあり、学名はH. cooperiで、写真もあります。
この写真を見ると葉先に縦窓があり、鋸歯が目立つ、かなりずんぐりした植物です。葉数に違いがありますが、これが徒長したら投稿写真の植物になるかもしれません。そうすると山城愛仙園の植物もこれと同一かもしれません。さらに龍胆寺の瑞光竜はオラソニー似ですが、芳明園の写真の植物もオラソニー似と言えなくもありません。
瑞光竜という名はかなり特徴的な名前ですから、そうすると龍胆寺、黒田芳明園、山城愛仙園の「瑞光竜」はみな同じ植物という可能性が高いかもしれません。

ただし、これはもちろん(正しい)H. cooperiでも、H. obtusaでもなく、さらにH. vittata(H. blackbeardiana)でもありません。

この仲間の原種に詳しい数人の方にもお聞きしましたが、私も含めていずれの方も、おそらく交雑種だろうという意見でした。投稿写真や芳明園カタログの写真のような特徴を持った原種は私の知る限り思い当たりません。今後そのような特徴の現地株が見つかるまでは(多分見つからないとは思いますが)交雑種としておくのが妥当と思います。

シンビフォルミスについて シェルスタ2

2018/08/20 (Mon) 13:44:31

ラベルには、クーペリーと書いてありますが、シンビにしか見えません。そこで、ラベルの付け直しを行いたいですが、この場合ハオルチアのシンビ(斑入り)と書いて問題はあるでしょうか?(そもそもシンビでもないという指摘でも構いません。)

よろしくお願いします。

Re: シンビフォルミスについて - DMH

2018/08/21 (Tue) 21:01:42

全体の形がわかる写真を追加してください。

Re: シンビフォルミスについて シェルスタ2

2018/08/23 (Thu) 10:54:47

こんにちは。ご指摘の写真を撮り直しました。気に入っているのですが、知っているクーペリーとは異なりますし、何分知識不足もあって困惑しています。よろしくお願いします。

Re: シンビフォルミスについて - DMH

2018/08/28 (Tue) 20:39:19

判定が難しかったので、この仲間に詳しい人にも聞いたところ、やはり「仙女香」だろうということになりました。ただ「仙女香」にしては葉が厚く、ずんぐりしているので H. transiens の斑入りという可能性もありますが、「仙女香」も小苗の内は葉が厚く、ずんぐりしているようです。
大きくなっても厚葉でずんぐりした形が維持されるようであれば H. transiens という可能性が高くなります。反対に成長にしたがって葉が薄くなり、葉先がより伸びるようであれば「仙女香」ということになります。
なお「仙女香」はH. seturifera よりむしろ H. pallens ではないかと考えられます。

Re: シンビフォルミスについて シェルスタ2

2018/08/29 (Wed) 13:04:50

有難うございます。一度バラバラに解体してみれば、大きくなるかの予測ができそうな気がしたのですが、そんなことはできないので。ご説明いただいた内容で、もやもやしているところです。
ご指摘いただいた通り、トランシエンス(MBB6729)にもよく似ています。大きさは違いますし、ノギの部分もやや違います。また斑入りでもないです。しかし、株の特徴として大まかな部分は同じです。特に姿かたちはトランシエンスを小さくした感じで瓜二つです。
しかし、外国サイトを探しているとシンビフォルミスの親株(大株)みたいなののクーペリがあるのか写真がありました。この点まったく詳しくなくそうなのだからそうなんだろうと思わざるを得ません。そのため、知見不測の自分では何とも言えない状態でした。
ご説明いただいた内容で、仙女香かトランシエンスとして、個人的に推察していくと、葉は既に丸みを帯びる感があり特別大きくなりそうにない感があり、トランシエンスの可能性が高いと思われます。
ですが、これまた経験値不足というか、植物の生長を知っているだけで、多くは知りません。トランシエンスの斑入りとして育てるとしても、仙女香という可能性もあると思ってできるだけ情報収集したいと思います。分かりにくい写真だと思いますが、恐れ入りました。有難うございます。

Re: シンビフォルミスについて シェルスタ2

2018/09/01 (Sat) 11:15:01

トランシエンスの斑入りとして育てるはずでしたが、ここ数日栽培環境で、なんとなくですが葉がわずかに縦長に生長しています。そんなこともあるのかなという思いです。その為、仙女香に改めて育てたいのですが、ご説明いただいた、仙女香ですが、空中庭園さんのところでは、「仙女香(せんじょこう)」 H. cymbiformis v. setulifera f. variegate(http://haworthia.blog55.fc2.com/blog-date-201601.html)


…とあります。H. pallens というのは情報が少ないように思いますが、どういう風に表記するのでしょうか?

結論付けとしては、大きくならないと分からないのでしょうが、お知恵を拝借できればと思っています。よろしくお願いします。。

Re: シンビフォルミスについて - ハオルシア協会Web担当

2018/09/03 (Mon) 09:34:16

仙女香は命名された当初はH. setuliferaの斑入りと考えられていましたが、その後観察の結果、H. pallensではないかとなっています。

表記については後程の返信をお待ちください。

Re: シンビフォルミスについて シェルスタ2

2018/09/05 (Wed) 07:57:51

ハオルシア協会Web担当 様
よろしくお願いします。

Re: シンビフォルミスについて - DMH

2018/09/10 (Mon) 17:20:15

H. pallensと仙女香についての回答ですが、少し長くなったので、ブログに掲載します。

Re: シンビフォルミスについて シェルスタ2

2018/09/21 (Fri) 15:45:40

September 11, 201812:00
H. pallensと仙女香

についてありがとうございます。

写真のハオルシアですが、嫌な予感がするくらいに調子が良くない状態です。土と自宅環境が合わなかったようで、敢え無く植え替えるという状態です。自信のある培養土も、不調では半々の可能性。

半年、うまく生き延びることができれば、また奇麗な姿が見ることができるかなと思っています。

ありがとうございます。

根の出し方 - おぶ

2018/07/24 (Tue) 13:56:07

カキコの苗で何ヵ月も根が出ない時のアドバイス宜しくお願い致します。

Re: 根の出し方 シェルスタ

2018/08/12 (Sun) 14:38:30

組織培養でのお話になりますが、植物体から早期にかつ直接発根させるには、その植物の下部の組織部分の大半が付いていることが必要になります。であれば、発根が容易な場合があります。でなければ、一度細胞塊を形成したりしてしまい、あまつさえホルモンの添加などあれば、細胞塊から葉芽ばかりが分化します(クローンの作成)。まったく逆向きにある頂芽の場合も同じで、生長点を大きくとると再生速度は飛躍的に早いです。植物体の再生という意味では、環境を整えることが一番ですね。自身成功したことはないですが、(土とかに挿す)葉挿しなどで発芽するのに時間がかかるのと同じことと思います。また、カビや水(分)の腐敗を防ぐ手立てもいります。ハオルチアはアロエと同じで水をやると切り口から腐ります。基本はよくお知りでしょうが、切り口は乾かすこと、切り口にはホルモン剤を添加するのもいいかも知れませんね。。

これら操作は、たとえ組織培養であっても、適期に行います。詳細時期は難しいこともありますが、ハオルシアの活動期まで植物体を生き永らえさせ、また根が伸びることを祈っています。簡単にですが、以上です。

Re: 根の出し方 - DMH

2018/08/18 (Sat) 15:46:10

これはなかなかむつかしい問題です。時には1年以上発根しない場合があり、発根せずに衰弱して枯死してしまうこともあります。
効果のほどは不明ですが、メネデール原液に一晩漬け、その後ミズゴケやベラボンなど、適度に湿り気を保てる無肥料の用土の上に転がしておくのが無難なようです。
赤玉土など肥料気のある用土を使ったり、鉢底に肥料を入れると菌が繁殖して腐る確率があります。また用土に埋めると腐る危険があります。したがって用土には発根してから植え込みます。
発根管理中はかなり強く遮光し、水分を切らさないよう(鉢底が適度に湿っているよう)霧吹きなどで水分補給します。この時、防菌剤を一緒に噴霧すると効果的です。また空中湿度を高く保つことも大切です。

Re: 根の出し方(2) シェルスタ2

2018/08/19 (Sun) 11:02:38

haworhiaでも硬葉系のものは葉ざしできるそうですが、軟葉系は簡単にはできないようです。葉自体が膨らんだ風船のようで、葉だけ挿すと大抵がしぼむ感じです。echeveriaの方な葉は沢山の葉芽と発根が期待できますが…。葉ざしや挿し芽の様な方法は工夫もあります、脇芽の根元の茎の4分目まで切り込みを入れ発根を促したりするのがそれです。haworthiaの場合は分かりませんが、自分の場合はカキコする苗は発根したかする可能性が大きくなる比較的大きな脇芽になってからです。だいたい10枚±2くらいの葉の枚数なら発根するに足る下部組織(発根する基部)が出来上がっていると思います。発根するかの見極めとしては、脇芽が十分に成長していることですし、その基部の組織を傷めない事です。

夏場は、そもそも成長がゆっくりな時期です。haworthiaは日本では春秋型ともいわれますし、越冬からのダメージや梅雨時期・猛暑日のダメージもありますから、数か月変化がないということは不思議ではありませんよね。

水耕栽培というのも見聞きしたことがありますが、希少価値の高いのではチャレンジ精神が高くできれば避けたい気持ちがあります。ともすれば、ゼオライトやソフトシリカ・ミリオンなどに挿すのが適当かと思います。どちらにしても、通常の挿し芽をするならば、発根する基部が損傷していないことや、適度な環境に置くことが望まれます。

Re: 根の出し方 - おぶ

2018/08/20 (Mon) 07:32:23

返答ありがとうございます。

Re: 根の出し方(3) シェルスタ2

2018/08/20 (Mon) 10:16:38

もう1点、ホルモン剤についてですが、昨日見たのですが、発根促進剤はいろんなサイトで販売されています。Amazonサイトを見ていましたが、ルートンが格安ですが、高価なジェルタイプやインドール酢酸などが入った液体の促進剤もあるようです。ルートンより1桁上がる価格なのでお勧めはしませんが、もし効果があれば儲けものです。です。ホルモン剤に限らず、いろんな事後報告など期待します。ハオルシアは腐りやすいので(切り口をほぼほぼ)乾燥させたりと工夫が必要ですが、がんばって増やしてください。応援してまq

Re: 根の出し方 シェルスタ2

2018/08/22 (Wed) 03:01:25

もう1点、のメッセージ間違えだらけでした。
ホルモン剤についてですが、・・・
・高価なジェルタイプやインドール酪酸(オキシベロン®液剤)などが入った液体があります。

応援してます。

オブツーサ錦とは? シェルスタ2

2018/08/13 (Mon) 15:38:14

世にいう「オブツーサ錦」は宝石のようできれいですが、あまり増えないみたいで、失敗談ばかりで、他のハオルシア(特に軟葉系)に比べて一段と高価なようにも思います。こちらの同様サイトでもキラキラした写真を拝見しました。
http://haworthia.ldblog.jp/archives/44319851.html
そのオブツーサ錦ですが、インターネットで調べると”ピリフェラ錦”がたくさん出てきます。
http://www.haworthia.net/journal.s3.html
上記の説明によるとピリフェラ錦もオブツーサ錦と思っているのですが、クーペリー錦というのもあります。実物を見ていないのですが、実際に『オブツーサ錦』という境界線はどの程度明確で、・・・でなければ、どの様に呼称(俗称など一般的なラベル名など)されているでしょうか?

・宝草錦とは?

・ただ薄い白系(または無色?)の縦縞が入っているの?

・オブツーサ錦とは?

Re: オブツーサ錦とは? - DMH

2018/08/18 (Sat) 15:31:11

まず、一般に使われている“オブツーサ錦”は正しくは「オブト錦」です。「オブツーサ」(Obtusa)はH. obtusaの仲間全体を指すグループ品種名で、国際栽培植物命名規約ではそのような場合に限って種小名"obtusa"が使えることになっています。ただし属名のHaworthiaは付けず、最初の文字は大文字になります。
H. obtusaの仲間全体ではなく、その一部の個体群を指す場合には“obtuse”がラテン語なので園芸品種名としては使えません。”紫オブツーサ“や”オブツーサ錦”がその例で、そのために園芸植物に使える和名として「オブト」(Obto)が指定されています。したがって上記の例では「紫オブト」や「オブト錦」が正しい名前(グループ品種名)です。

さて「オブト錦」はH. obtusaの仲間全体の内、斑が入ったものすべてを指すグループ品種名です。従来の「花水晶」、「ミルキークラウド」(俗称”ピリフェラ錦“)、「黒肌オブト錦」(俗称”ブラックオブツーサ錦“)、「赤い鳥」、「弁天錦」(異名”別系オブツーサ錦“)などはすべて「オブト錦」に含まれます。「マリン」などの交配錦で形態が、H. obtusaに近いものも「オブト錦」です。
また最近「マリン」や「京の花火」(「京の華錦」xオブツーサ)をさらにオブツーサに戻し交配したものが、「オブト錦」や”オブツーサ錦“という名を使わずに、様々な別名(新品種?名)で売られていますが、これらももちろん「オブト錦」です。

”ピリフェラ錦“や”クーペリー錦“という名は「オブト錦」の異名です。ピリフェラやクーペリーはラテン語なので、品種名(グループ名)としては使えません。
オブツーサ(H. obtuse, 1825)、ピリフェラ(H. pilifera, 1871)、クーペリー(H. cooperi, 1871)の内、最も早く発表されたのはオブツーサですから、これらの仲間全体を含む系統群の名前としては、群の分類単位(Taxon)が系(series)なのか、節(sectionn)なのかという問題は別として、その名がObtusaであることには異論がないでしょう。
なお、ピリフェラ(H. pilifera)とクーペリー(H. cooperi)が現在のどの群落であったかは、これら植物の採集者であるThomas Cooperの旅行記録から、H. piliferaはAddo周辺、現在のH. luri(H. salinaに近縁)であろうと推定され、またH. cooperiは現在のH. specksiiに近い植物であろうと強く推定されます(ハオルシア研究30号12頁参照)。
そうすると、H. piliferaはObtusa系ですが、H. cooperiは正しくはTenera系(ブラックバーディアナの仲間)となりますので、Obtusa系の斑入り植物を”クーペリー錦”と呼ぶのは誤りです。

結論として、見た目が「オブツーサ」に近い斑入り植物はすべて「オブト錦」で、その中に俗称の”ピリフェラ錦“とか誤名の”クーペリー錦”とかがあるということです。葉が棒状でなく扁平だとか(「京の花火」俗称”花火“)、窓が小さく不透明なもの(宝草錦、キリンなど)、鋸歯が大きなもの(ボルス錦など)は「オブツーサ」とは言えません。

Re: オブツーサ錦とは? シェルスタ2

2018/08/20 (Mon) 10:51:01

DMH様回答と解説ありがとうございます。マリンだキリンだはこのサイトにも書かれてあったように思います。より詳しく分かったと思います。京の華だったか、他と宝草錦とは交配についても、相違もあるという事がよく分かりました。まだまだ勉強不足資料不足がいがめないなと思うのですが、何事も日々精進したいと思います。たとえオブト錦と交配してもそれといえなければ(特徴が違えば)オブト錦とは呼称が付かないという事が分かったつもりです。そのような理解でしょうか。まだまだ、~らしい。がつきますが、もっと勉強したいと思います。有難うございました!

玉扇について シェルスタ

2018/07/09 (Mon) 17:04:39

玉扇の品種名の有り無しについてです。

~玉扇に興味があり近年始めたばかりで、名前についてしどろもどろしています。よろしければアドバイスをください~

玉扇の名前には、有名なものがたくさんあります。品種名のようなものと認識していますが、例えばこれも有名で何某氏作出とか、でなければ特徴明記とか、たくさんあると思います。それに似たような感じでよくあるのが、玉扇トゥルンカーターです。最近気に入ったのがあり、その玉扇トゥルンカーターを購入したのですが、これは無名のよく出回っている玉扇と認識してかまわないでしょうか?
(他の無名やラベル落ちの玉扇とどう区別すればよいでしょうか?)

ハオルシアの中でも玉扇にすごく興味がありいずれは受粉から種を得て自分で実生してみたいのですが、こういう無銘の玉扇はどう取り扱えばいいでしょう。。

Re: 玉扇について - DMH

2018/07/17 (Tue) 15:59:02

玉扇に限らず、またハオルシアに限らず、品種に名前を付けるときに最も重要なのは、それまでにある品種や無名個体とどこが違うのかという点(識別性)です。類似の他品種や他個体と区別できなければそれは品種とは言えません。わかりやすいい基準で言えば「ラベルなしでもその品種名が判定できる」ということです。

この点では最近出回っている多くの玉扇、万象の“品種”は実は品種とは言えないレベルのものが大半です。例えばドラゴン万象を実生するとこれによく似た優良個体がたくさんできます。しかしこれら優良個体は線が白くて明瞭であっても、親のドラゴン万象や兄弟苗と区別できなければ品種とは言えません。したがってこれらは単に「ドラゴン万象実生」として扱われるべきものです。
もし必要なら「ドラゴン万象実生 AA―18―xx」などと整理番号を記して管理されることをお勧めします。この場合、AAは作出者の氏名や略号などで、18は実生した年=この例では2018年、の下2桁、xxは個体番号です。これら実生苗の内、成長して他と明瞭に識別できるほど特徴があると確認できる個体が出現したら、その時点で固有の品種名を付けます。

ご質問のように他から買ったものの扱いも同じで、何の番号も名前も付いていない無名個体ならば、ご自身の整理番号、例えば「AA-18-001」などを付けて管理されるとよいと思います。また何らかの番号がついていた場合は、そのラベルを捨てずに残しておくと、あとでその個体に品種名がつけられたときに同定する参考になります。

玉扇、万象は“品種名”の付いているものでも類似個体が多く、また大苗になって特徴が出てこないと識別できないものも多いので、中小苗では同定困難な場合が多いです。ラベルがついていなければ、よほど特徴のはっきりした品種でない限り、特に中小苗ではそれが単なる無名玉扇なのか、有名品種のラベル落ちなのか、区別することはできません。
したがってとりあえず。ご自分の整理番号をつけ、大きくなって特徴がはっきりして来たら、各地の同好会などでベテランの方に判定してもらうのがよいでしょう。

実生はハオルシア園芸で最も面白い分野です。気に入った親からたくさんの実生をして、素晴らしい新品種を作出されることを期待しています。

Re: 玉扇について シェルスタ

2018/07/19 (Thu) 13:01:35

回答ありがとうございます。

>…品種に名前を付けるときに最も重要なのは、それまでにある品種や無名個体とどこが違うのかという点(識別性)です。

>…「ドラゴン万象実生」として扱われるべきものです。
もし必要なら「ドラゴン万象実生 AA―18―xx」などと整理番号を記して管理されることをお勧めします。この場合、AAは作出者の氏名や略号などで、18は実生した年=この例では2018年、の下2桁、xxは個体番号です。これら実生苗の内、成長して他と明瞭に識別できるほど特徴があると確認できる個体が出現したら、その時点で固有の品種名を付けます。

>ご質問のように他から買ったものの扱いも同じで、何の番号も名前も付いていない無名個体ならば、ご自身の整理番号、例えば「AA-18-001」などを付けて管理されるとよいと思います。また何らかの番号がついていた場合は、そのラベルを捨てずに残しておくと、あとでその個体に品種名がつけられたときに同定する参考になります。

>玉扇、万象は“品種名”の付いているものでも類似個体が多く、また大苗になって特徴が出てこないと識別できないものも多いので、中小苗では同定困難な場合が多いです。ラベルがついていなければ、よほど特徴のはっきりした品種でない限り、特に中小苗ではそれが単なる無名玉扇なのか、有名品種のラベル落ちなのか、区別することはできません。
したがってとりあえず。ご自分の整理番号をつけ、大きくなって特徴がはっきりして来たら、各地の同好会などでベテランの方に判定してもらうのがよいでしょう。

~引用すみません。~

ラベルの記入の仕方など考え方とても参考になります!

実のところ、玉扇にとても興味があっても個体数はおろか、その個体の生育特徴すら手探りな状態です。栽培上有名な知識情報は、一定温度以下になったり/一定温度以上になる頃には、水やりを控えないとブニブニになり溶けてしまうまでになるということくらいを知っていて、しかし、ではどうすればうまく育てれれるか試行錯誤している最中です。素人栽培家です。ハオルシアの有性繁殖を繰り返そうなんて少しお調子者に思われるかもしれません。ハオルシアの生育期間を考えるとすごく壮大というか莫大な時間が費やされることは間違いありませんから。特に品種改良の分野、実生を行うと、必ず個体の選抜を行って優良個体を選定し、その繰り返しの中で、「特に優れた個体を品種に選定」されるよう手を尽くすのだと思っています。1度でダメでも2度3度ですね?

…と思っています。ちょっとまだはっきりとわかっていないところが多いハオルシアです。種類はともかくとして、特に玉扇は似た様なのが多い様な気もします。窓の違いとか…。しかしながら、そういう玉扇に興味を持てたことは幸いと思っています。

発現性や再現性などの話は耳が痛いものですが…。

これからもよい情報が載ることを期待しています。関門突破して、自分なりに玉扇に取り組みたいと思います。ありがとうございました!


Copyright © 1999- FC2, inc All Rights Reserved.